今月1日、日銀よりこの四半期の短観が発表されました。
国内の景況感をはじめ、様々な経済ファンダメンタルズを示すこの指標は、個人投資家の方々の中でも注目すべきものの一つです。
さて、この4-6月を振り返っての業況判断はというと・・・
以下は7月1日の「日経ネット」からのご紹介です。
日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す景況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス5と、3月の前回調査から6ポイント低下した。原油などエネルギー・原材料価格の高騰が響き、3・四半期連続で悪化した。大企業製造業は今年度の経常利益が7年ぶりの減益になると見込んでいる。設備投資計画は伸びが鈍化し、景気の足取りはいっそう弱まっている。
企業収益は厳しさを増している。08年度の大企業製造業の売上高見通しは前年度比3.5%増と07年度(同6.1%増)から鈍化。とりわけ日本経済をけん引してきた輸出の伸び率が1.7%と07年度(9.9%増)から大幅に鈍化する見通しだ。08年度の想定為替相場は1ドル=102円台後半と現行水準より円高を見込んでいる。
大企業製造業の経常利益見込みは、3月調査時点の横ばい予想から下方修正し、前年度比9.9%減と7年ぶりの減益となった。背景にあるのは原油などエネルギー・原材料価格の高騰。仕入れ価格が「上昇」と答えた割合から「下落」との回答を差し引いて出す仕入れ価格判断DIはプラス59と、「上昇」が大きく上回った。販売価格への転嫁の遅れが収益を圧迫している。
企業心理の悪化は実体経済へと波及している。08年度の大企業製造業の設備投資計画は前年度比6.7%増と、6月時点の調査としては02年度計画以来、6年ぶりの低い水準にとどまった。
言うまでもなく明るいニュースにはなりえませんでした。これだけ原油価格の高騰が企業や家計を直撃している状況ですので、その深刻さは私たちも肌で感じているところです。
投資をされている皆さんはこのニュースをどういう判断材料とされるでしょうか?
それではまた。
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